雨の前の日、当日に頭が痛くなる経験。
ありませんか?
なぜ痛くなるのかのメカニズム、ケア方法を紹介します。
メカニズムについて結論から話します。
雨の日頭痛は
気圧の変化によって起こります。
雨の日は低気圧が雨雲を発生させ、その影響で雨が降ります。
なぜ気圧の変化は身体に異常を起こすのでしょうか
気圧が下がると起こる3つの事
・空気中の酸素量低下
→低酸素状態
・血管拡張(圧が下がる為)
→血液を送るポンプ作用が低下し血行障害
・耳の中(内耳)のセンサーへの刺激
→刺激により自律神経が乱れる
って言われても分からないよ!
と言う方のために。
分かりやすく説明します。
よく聞く「高山病」これは高いところに登っている時に起こります。
標高が高くなると気圧が下がり、低酸素状態になる。加えて血管が拡張し、全身への血流が上手く行きません。さらに耳の中が刺激を受け自律神経が乱れ、身体はどうしてよいのか分からなくなり、高山病の症状が現れます。
1番身近なのはトンネル入った時や飛行機の離着陸の時の耳の閉塞感。などが低気圧が引き起こす身体への影響です。
気圧の変化は大なり小なり、全ての人に影響を及ぼします。
でも症状が出ない人もいますよね?
その人との違い、さらにケア方法を数回の記事に分けて説明します。
雨の日頭痛が起こりやすい方の特徴
・慢性的な肩こりがある
・寝ても疲れが取れない
・身体のどこかに力が入っている
・気配りが人一倍出来る
・呼吸が浅い
・悩みやすい
・リラックス出来る時間がない
一つでもある当てはまる方は要注意!
これは気圧の変化を受け流せない状態なのです。
受け流せる人は自身をリラックスさせる事に長けています。
リラックス方法は人それぞれですが、今回は今すぐ出来る
頭、肩、首ご緩み
低気圧に備えられる方法です。
耳ぐるぐる体操
この体操は顔の横にある耳(外耳)を緩める方法
ポイント:痛くない強さで行うこと!
①左右の耳の方を触って確認。
耳の縁や付け根をよく触って下さい。
②硬い方の耳を上から軽く揉んでいきます。
③耳をたたみます
④耳の上を少し引っ張りながらぐるぐる回します。
⑤次に耳の真ん中、下も④同様ぐるぐる回します
⑥最後に耳の付け根を揉み揉み
どうですか?もう一度左右の耳を触ってみて下さい。
耳の硬さは変わりましたか?
⑦反対の耳も同様に緩めます。
とても簡単でしょ?
これから梅雨です。
さらにいつまで続くのやらのマスク生活。で耳や側頭部はコリコリです。
今から出来る方法なのでぜひお試しを♪