鍼灸師「ゆず」

身体のプロだからこそ知っている事。を隠さずに紹介します

脱水対策!

前回、脱水によって起きた私自身の体験を話させて頂きました。

今回は脱水対策!

 

対策です!

脱水になる前に策で対抗する事です。

もちろん脱水には程度があります。

 

(人間の体内の60%(体重×0.6)は水分です。

体内から水分量が減少する事=脱水です。

体内の水分が減少することで様々な健康被害が出るようになります。)

 

減少率  症状

2%    喉の乾き

3%   強い喉の渇き、食欲不振、ぼーっとする

4%   イライラする、体温の上昇、だるさ、尿が濃く量が減少、皮膚が赤くなる

5%  頭痛、ほてり

8~10%  けいれん、ふるえ、めまい

20%  尿がでない、生命活動の停止

 

※10%以上の水分が失われると最悪の場合、死に至ることも考えられます。

 

何かお気づきですか?

 

そうです。喉が乾いたと感じた時にはもう脱水状態なのです!!!←ここ、凄く大切!!!!

 

なぜここまで強調して話すかといいますと

 

「水分は摂取してすぐには吸収されないから」です。

 

ミネラルウォーターやスポーツドリンクなどが

体内で吸収されるまでに20分〜30分ほどかかると言われています。

 

普通に生活しているだけで

・鼻や口で呼吸する

・皮膚呼吸

・汗をかく

などでも水分はどんどん出ていきます。

 

スポーツをしての汗はその何倍もの量です。

 

勘のいい方はお気づきだと思いますが

 

「失ってからすぐに補給!」では遅いのです!

まめに補給し、水分不足=脱水にならないように気をつける必要があります。

 

私の失敗は

「マラソンの途中で水分補給しただけでは間に合わず、極度の脱水になってしまった。」という事です。

 

倒れ→部活動に復帰しても

この理屈がわかっておらず、何度も脱水を繰り返していました。

 

↑過去に戻り、教えてあげたい!

 

運動の前、私生活の中で「水分補給」が如何に大切か。

 

みなさんの参考になればと思います。

 

次回は、一度に沢山お水を飲むとダメ!?

な理由をお話しします。