鍼灸師「ゆず」

身体のプロだからこそ知っている事。を隠さずに紹介します

セルフケア お灸〜禁忌〜

f:id:kakehashi75:20200511222835j:imageやましよ  

※山正のイメージキャラクターです。

 

 

セルフケアでお灸をしていて

やってはいけない場所というのがあります。

 

・どこがダメ(禁忌)なのか

・ダメな理由

・その中でも有資格者はOKな場所はあるの

 

この3つについて書いて行きます。

まずダメ(禁忌)となる場所、ダメ理由

①顔〜首:毛細管が多く、皮膚が弱い為に火傷のリスクがある為。※美容目的だと逆効果です

 

②局部(陰部や乳首):鍼の方でも禁忌とされています。神経が多く集まっている所なので、刺激が多く、身体を悪くしてしまう為。火傷すると大変な場所な為。

 

③傷口:悪化したり、化膿する可能性がある為。

 

④急性期(ギックリ腰、捻挫、寝違えなど):炎症がひどくなり悪化する為

 

⑤皮膚病の患部:化膿したり悪化する為

 

⑥腰:自分でやると、お灸を上手く外す事が出来ず、火傷や火事のリスクがある為。

 

⑦妊産婦の腹部:妊婦は流産、産後は火傷や子宮に悪影響を及ぼす可能性がある為

 

⑧他人:基本的には有資格者のみ他人に出来ます。※収益目的でないのであれば、身内は暗黙の了解。

 

以上8つがセルフケアお灸での禁忌です。

どこもリスクを伴います。

くれぐれもお気をつけ下さい。

 

鍼灸師

熱量の調節が出来る為、顔や急性期症状や腰へのお灸をする事が出来ます。

※私のところを含め、急性期はお灸をやらない院が多いです。